
細江英公は、1950年代後半から本格的に写真に取り組み、1960年前後に写真展「10人の眼」や写真家によるセルフエージェンシー「VIVO」などでの作家活動を通じて、日本の戦後写真に新しい表現のあり方を指し示しました。実質的なデビュー作というべき「おとこと女」、作家三島由紀夫をモデルにした「薔薇刑」や舞踏家土方巽とのコラボレーションによる「鎌鼬(かまいたち)」などの作品は、そのユニークな写真的表現性によって日本の1960年代を代表するにとどまらず、国際的に同時代を代表するものとして高く評価されています。そして70年代以降今日に至るまで、旺盛な作家活動は止むことなく、数々の話題作を世に送り出してきています。
東京都写真美術館:球体写真二元論 細江英公の写真展に行ってきました。
細江英公(ほそええいこう)の写真は、白黒での表現がほとんどでした。
三島由紀夫の薔薇刑は、三島由紀夫の裸体を写真にしたもの。
土方巽をモデルに東北地方の農村で撮られた鎌鼬(かまいたち)。
大野一男をモデルにしたものなど。
それから、絵本も作っています。
土方巽を撮った鎌鼬は農村での子供たちの純真な表情と土方の劇的な表現がユーモラスで面白かった。
リアリティのある写真は少ない感じでした。
抽象的な表現が多かった印象の細江英公展でした。



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